なぜ本棚へと収納しないのか
ベッドに横たわり、読書をしつつさてそろそろ就寝しようか、というタイミングで、部屋の片隅で、みしみしっと音がした。
怠惰な私は、本を購入時に袋へ詰めてもらった状態のまま、部屋の片隅に放置する、という呆れた行為を繰り返してしまいがちなのだが、積み上がったこれらのうちの一つが、バランスを欠き、崩れ落ちたらしい。
私は恐る恐る、そちらの方を見やった。
乱雑に置かれた本達が、床一面に広がっている惨状を思い描いて。
もう、寝るだけなのに、片付けをするのは非常に億劫だからである。
しかし、そこには、微妙に傾いた本の塔と、一冊床にぽつんと落ちた本があるのみで、どうせなら、本の山々に私が下敷きになるくらいのほうが面白かったかななどと思った。
ちなみに、落ちた本を手にしてみた所、「GA 芸術科アートデザインクラス」の6巻であった。面白かったです。
しかし、そこには、微妙に傾いた本の塔と、一冊床にぽつんと落ちた本があるのみで、どうせなら、本の山々に私が下敷きになるくらいのほうが面白かったかななどと思った。
ちなみに、落ちた本を手にしてみた所、「GA 芸術科アートデザインクラス」の6巻であった。面白かったです。