わくわくダサイランド

プッチンプリンのぷるるん食感そのまま、豆乳クリーム・国産大豆を使用した豆乳をベースにアーモンドペーストでコクづけし、まろやかな風味を実現しています。動物性原料を使わず、きび砂糖などの植物性原料ならではの素材でやさしい甘さに仕上げました。※着色料・保存料・人工甘味料不使用

私の休日(ボーリング編)

ここ最近、会社の同僚の方々と休日に出掛けたりしている。
今年の夏、会社主催のバーベキューでの交流をきっかけに連絡を取り合う仲となり、大体1〜2ヶ月に一度、遊ぶようになった。
休日は自室を牙城とし、何人足りとも部屋に通さんとしていた私は、もはや過去の姿である。

そして、共に興じる遊び、というのが、ボーリングである。
私がボーリングをするのは実に約10年振りの事であり、皆、格段に上手いという訳では決して無いのだが、なかでも、群を抜いてヘタな奴が居た。

無論、ワタシである。

酷い時には、1ゲーム20点に満たぬスコアだった事すらある。
そんな、ボーリングなぞ知らぬ原始人であっても、まだ私よりかは上手いのでは、と思う程に壊滅的なスコアを叩きだしていたのだが、経験という名の教材は実に素晴らしいもので、牛歩のペースではあるがボーリング技術は着実に向上していった。

少しばかり上手くなった素人は、実にあっさりと調子に乗る。それはもう、ドラゴンボールZにおける孫悟飯のごとくあっっっさりと(私だけだろうか?)。

今月半ばのとある日、私が放ったボールは緩やかな弧を描き、静かにピンを倒していった。
つまるところ、ボールを放つ際に手首に角度を付け、カーブをかけていたのである。
多少なりともスコアが色付いて来ると、より面白さを感じて来て、私は毎度のごとく色々な技術を披露していった。

その結果、不可に耐えかねた我が右中指が、人体に表れるには相応しくない色合いへと変化してしまった。
あれから約2週間程経過したが、未だ指は完治せず、そのような状態でボーリングに興じるなぞ以ての外であり、最近は休日を、自室に籠る事に費やしている。

牙城、ここに復活する。